「人材紹介会社に頼むたびに採用単価が150万円になる。でも、他に手段が見つからない。」福井県で8番らーめんやかつやのフランチャイズを9店舗運営する有限会社 堀江商店様は、長年そのような状況が続いていました。
求人票を掲載しても採用につながらないため、やむを得ず人材紹介会社を頼る。しかし紹介経由の採用単価は1名あたり150万円。費用の重さゆえに採用数を絞らざるを得ず、慢性的な人手不足が続く——こうした悪循環に陷っている多店舗運営の飲食企業は、決して少なくありません。
リクルートXとともに求人票の内容と運用を見直した結果、2か月間で正社員2名を採用し、採用単価を18.5万円(人材紹介の150万円から約88%削減)へと改善しています(以下の数値はすべて支援当時の実績です。給与などの基本的な労働条件は変えておりません)。
同じようなお悩みをお持ちの方に、有限会社 堀江商店様の事例をご紹介します。
支援前後の成果
| 項目 | 改善前 | 改善後(2か月間・1店舗) |
|---|---|---|
| 採用チャネル | 求人票掲載+人材紹介会社 | 求人票掲載のみ |
| 採用数 | 1名(人材紹介経由)/ 9店舗 | 正社員2名 / 1店舗 |
| 広告費用 | 15万円(求人票掲載費)→ 採用ゼロ | 369,646円(1店舗・2か月) |
| 採用単価(紹介費含まず) | 150万円(人材紹介手数料) | 184,823円(約18.5万円) |
| 応募単価 | 計測なし | 46,205円 |
| 採用単価削減率 | —— | 約88%削減(150万円→18.5万円) |
※支援当時の実績です。成果を保証するものではありません。
なぜ採用単価150万円という状況になっていたのか
有限会社 堀江商店様が抱えていた採用課題には、二重の問題が重なっていました。まず求人票で応募を集められず、次善策として人材紹介会社に頼った結果、採用単価が高止まりするという構造です。
問題1: 求人票を掲載しても採用ゼロ
改善前、有限会社 堀江商店様は9店舗に対して1か月間、求人票の掲載費に15万円を投じていました。しかし、採用数はゼロです。
費用をかけて掲載しているにもかかわらず、応募が来ない。あるいは応募はあっても採用に至らない。この状態が続くと、多くの企業は「うちの地域では求人広告は効かない」「求人票では正社員が採れない」という結論に至ります。しかし多くの場合、問題は地域や業態ではなく、求人票の伝え方にあります。
8番らーめんやかつやという知名度の高いフランチャイズを9店舗運営するという事実は、求職者にとって十分に魅力的です。しかしその魅力が求人票に書かれていなければ、求職者には伝わりません。
問題2: 仕方なく人材紹介会社を頼り、採用単価150万円が常態化
求人票で採用できないため、有限会社 堀江商店様は人材紹介会社を活用していました。人材紹介会社経由では3〜4名の応募から1名を採用するという流れで、採用単価は1名あたり150万円です。
人材紹介会社は採用成功時に報酬が発生するモデルであり、一般的に採用した人材の年収の30〜35%程度が手数料として請求されます。正社員の年収が400〜450万円であれば、1名採用するだけで120〜150万円のコストになります。9店舗を運営しながら複数名を継続採用しようとすれば、年間のコスト負担は相当なものになります。
さらに問題なのは、人材紹介会社経由の採用は「紹介された候補者の中から選ぶ」という受け身の構造であることです。自社から広く求職者にアプローチする仕組みを持たないまま採用を続けると、人材紹介への依存から抜け出せません。
求人票15万円で採用ゼロ、人材紹介で1名採用@150万円——この二重の問題が、有限会社 堀江商店様の採用コストを押し上げていた構造的な要因です。
リクルートXが実施した改善
リクルートXは、有限会社 堀江商店様の採用課題に対して、求人票の内容と運用の見直しを通じて取り組みました。
KPI調査 — 応募が来ない原因を数値で特定
最初に着手したのは、現状の採用活動を指標ごとに計測することです。採用がうまくいっていない企業の問題は、大きく三つのどこかにあります。「求人票がそもそも見られていない」「見られているが応募されていない」「応募されているが採用に至っていない」——それぞれで必要な対策がまったく異なります。
閲覧数・クリック率・応募率・応募単価・採用単価を指標ごとに分析し、求職者がどの段階で離脱しているかを特定しました。データに基づいて問題の所在を明確にすることで、限られた予算を最も効果的に使える施策に集中できます。
競合調査 — 同業他社の求人票を徹底比較
採用の現場では、自社の求人票は必ず他社と比較されます。求職者が複数の求人票を見比べる中で、自社が選ばれるためには、競合がどのような訴求をしているかを把握することが不可欠です。
リクルートXは同業種・同職種・同エリアの求人票を多数収集し、横断的な比較分析を実施しました。各社が打ち出している内容を整理することで、有限会社 堀江商店様が差別化できる強みの軸が明確になりました。
ヒアリングと求人票の全面改訂
競合調査の結果をもとに、有限会社 堀江商店様へのヒアリングを実施しました。目的は、求人票にまだ反映されていない魅力を引き出すことです。
8番らーめんやかつやのフランチャイジーとして9店舗を運営しているという事実は、求職者から見ると「全国展開するブランドの研修体制を受けながら働ける」「複数店舗でのキャリア形成が可能」「安定した経営基盤のある企業」という複数の魅力に転換できます。しかし、これらは社内では当然のこととして認識されているため、求人票に書かれていないことがほとんどです。
ヒアリングで引き出した情報と競合調査の結果を組み合わせ、求人票を全面的に書き直しました。仕事内容を箇条書きで羅列するだけの構成から、読んで働くイメージが湧く文章へと改訂しています。
週次の運用管理
求人票を改訂して掲載を開始した後も、継続的な改善を続けました。クリック単価・応募単価・応募数を毎週モニタリングし、数値の変化を確認しながら文言や写真の入れ替えを随時おこないました。
採用における改善は「掲載して終わり」ではありません。データを見ながら継続的に最適化を重ねることで、採用の効率を高め続けることができます。
改善後の結果
求人票の改訂と運用管理を開始してから2か月間(1店舗)の結果として、正社員2名の採用が決まりました。
費用は369,646円(1店舗・2か月分の広告費)。採用単価は2名で割ると184,823円、約18.5万円です。人材紹介会社経由の採用単価150万円と比較すると、約88%の削減です。応募単価は46,205円でした。
そして、これらの結果はすべて、給与などの基本的な労働条件を変えずに達成しています。待遇を引き上げたわけでも、採用予算を大幅に増やしたわけでもありません。人材紹介会社に支払う手数料をなくし、求人票の伝え方と運用を見直すことだけで実現した成果です。
人材紹介会社から自社採用に切り替えられた理由
「人材紹介会社に頼らずに自社で採用できるのか」と疑問に感じる方も多いかもしれません。人材紹介会社は求職者データベースを持ち、マッチングのノウハウがある。自社で求人票を出しても、それに勝てるとは思えない——そのような感覚は自然です。
しかし、求職者の多くは転職エージェントを通じてだけでなく、Indeed・求人ボックスなどの求人検索サイトを通じても仕事を探しています。つまり、自社求人票が「選ばれる内容」になっていれば、人材紹介会社を介さずとも求職者に直接リーチできます。
有限会社 堀江商店様の場合、改善前の求人票は「8番らーめんのフランチャイズを9店舗運営している」という事実はあっても、それが求職者の目にどう映るかが言語化されていませんでした。フランチャイズ企業として働くことのメリット、複数店舗を経験できるキャリアパス、安定した経営基盤——これらを言語化して届けることで、求職者が「ここで働きたい」と感じる求人票に変わります。
人材紹介会社に頼り続けることが必須なのではなく、求人票が機能していなかっただけであることが多い。有限会社 堀江商店様の事例は、その典型です。
よくあるご質問
- 人材紹介会社からの切り替えに、どれくらいの期間がかかりますか?
- 有限会社 堀江商店様の場合、2か月間で正社員2名の採用が決まり、人材紹介会社を使わずに採用チャネルを切り替えることができました。ただし、期間は企業規模・業態・地域・採用する職種や人数によって異なります。まずはご相談いただく中で、貴社の状況に応じた見通しをお伝えします。
- 求人票の掲載費以外に、どのくらいの費用がかかりますか?
- リクルートXへの支援費用は別途かかりますが、人材紹介会社の手数料(採用単価150万円)と比べると、総採用コストが大幅に下がるケースがほとんどです。費用の詳細はお気軽にお問い合わせください。
- 9店舗全体の採用改善に対応できますか?
- 有限会社 堀江商店様では1店舗から支援を開始しています。まず1店舗で求人票の改善効果を確認し、その後展開するという進め方も可能です。多店舗展開されている企業様のご相談にも対応していますので、お気軽にご連絡ください。
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採用のお悩みをお聞かせください
「人材紹介会社の費用が重い」「求人票を出しても採用できない」「多店舗運営の採用コストを下げたい」——そのようなお悩みがあれば、ぜひリクルートXにご相談ください。貴社の現状をヒアリングした上で、改善の方向性をお伝えします。